皆様こんにちは。
文化祭の秋ですね。
ということで生徒さんの所属するオーケストラの演奏会へ行って参りました。
難しいコンチェルトのソロを弾いた在校生が3人。
我が教室の生徒さんはトゥッティでの参加です。
基本は我が生徒さんの姿勢や弾き方、舞台での様子を見ていましたが時々、他の生徒さんの体の使い方なども見学。
舞台全体を見ていると趣味ということだからなのでしょうか?
個性や音楽に対する気持ちなどが見え隠れし、とても興味深い体験でした。
更に難しいコンチェルトを演奏した学生さんの様子は音楽学校の舞台とは違うように思いました。
私が音楽の学校へ通っていた時の舞台は常に採点が有りました。
人前で弾く機会は試験であることが多いのです。
当時の私は難しい曲を弾けるようにとレッスンの先生にお尻を叩かれ友人とはライバル。。。
現実的には有り得ないのですが皆がソリスト。
いつも、どこか落ち着かない状態で演奏していたように思います。
ですが今回の舞台上の生徒さんはそれぞれに役割分担があることを理解し、互いに受け入れている感じが致しました。
全員がソリストにはなれないし、なる必要もないですね。
オーケストラは1つのチームである。私が学生時代に見過ごした、とても大事なことが今回の舞台上には有ったと思います。
ソリストは伸び伸びと友人達の伴奏を、心から信頼して演奏しているように感じました。
そして才能とは、何かを成し得る為の努力が楽しく?出来るという事と考えた場合、我が生徒さんは才能溢れる生徒さんであり、
強力な才能溢れる仲間のいる環境で演奏しているということになります。
毎週、我が教室へ通って来てくれる生徒さんにもチームワークを理解して頂き
1つの舞台を作り上げるというのは重要な課題だと感じました。
今回、演奏会の最後には生徒さんのご両親にも、ご挨拶させて頂きました。
説明が難しいのですが幸せそうな素敵な、ご両親で何故だか私も感動しちゃって、ちょっとウルウル。。
なんでしょ。勝手に自分もチームのメンバーに入っちゃって勘違い??(笑)
それは、さておき我が教室の舞台も1つのチームで有って欲しい。
そう願いながら最近はピアノの先生と新しい企画をゴニョゴニョ計画中。
楽しい舞台を願って、せっせと種まき中です。
以上、近況報告でした。