アントニオ・ヴィヴァルディ(1678年〜1741年にイタリアで活躍した作曲家)
ヴィバルディもカツラをかぶっていますね。15歳に聖職者になるため髪の毛を剃っています。
色々な資料に「ヴィヴァルディは赤毛だったから赤毛の司祭と呼ばれた」と有るので剃ってもツルツルの坊主ではなかったのかしら。知っている人は教えてね。
ヴィヴァルディの父は有名なヴァイオリニストだったのでヴィヴァルディは父やその友人らからヴァイオリンや音楽のことを学びます。そして15歳でサン・マルコ寺院(イタリアのヴェネチアで1番大きい)ヴァイオリン奏者になったのです。その後25歳でピエタ慈善院(ヴェネチアにある孤児院)の音楽教師になります。ピエタ慈善院は孤児院で結婚しない女性は生涯を寺院で過ごします。そのため才能のある女性は早くに音楽指導を受けて楽団員となって演奏することで生活費の収益を得ていました。(男性は船大工や石工職人になり去って行きます)
その時代に作曲されたものの1つに鈴木教本4巻に出てくるヴァイオリンコンチェルトがあります。このコンチェルトは「調和の霊感」(全12曲)という作品の中の1曲です。
その後ヴィヴァルディは劇場の仕事に携わり、たくさんのオペラ曲を残しました。
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