今年もバタバタと小さな発表会を開催いたしました。
当日は欠席者もなく久しぶりに人数制限も、ほとんどなく良い会だったと思います。
今月の本紹介
「舞曲は踊るバッハを弾くためのバロック・ダンス」浜中康子著
昔の作曲家はダンサーだった?
この本によると当時の作曲は小さなヴァイオリンを弾きながら踊りの指導をすることも大事な仕事でダンス教師であったと書かれています。驚きですね。
さて皆さんの教本にも出てくる以下の踊りの曲の特徴を非常に短く書いてみます。
ぜひ練習の時に思い出して下さいね。
*ブーレ(アウフタクトで始まる2/2または4/4の楽曲。ヘンデルやリュリのブーレには2小節目または4小節目にシンコペーションが置かれている)
*ガボット(2つの跳躍するステップが含まれる曲、4拍目で準備して1拍目で飛ぶのですね。そのステップが2種類ある)
*メヌエット(フランス貴族スタイルの象徴で舞踏のためだけでなくオペラやバレエのための劇場用としても多く作曲された。身分の序列によって決められた順番に従って1組ずつの男女で踊る。メヌエットは3/4と習った方も多いと思いますが実はミニョエット=小さなステップの6拍子)
小さなニュース
11/5のヘンデル作曲メサイアの演奏会(紀尾井ホールにて講師出演)に休会中の方々が聴きに来てくれました。発表会では普段会えない方との再会を楽しみにしている方もいらっしゃいます。休会中の方に会えず残念という声もありましたが続けていれば再会も有りますね。
いつかまた一緒に演奏できる日を楽しみにまた頑張りましょう。
講師の演奏会活動
12月18日サントリーホールコバケンとその仲間達オーケストラ
ベートーヴェン作曲 交響曲第9番